第3回 みちのく復興事業シンポジウム ― 東北の復興と地方創生がどうつながっていくのか、そして企業はどう関われるか―

みちのく復興事業パートナーズ

 

main_title

 

概要

主 催 みちのく復興事業パートナーズ、NPO法人ETIC.
日 時 平成27年3月9日(月)13:30時~15:40時(開場は13時00分)
会 場 電通ホール(東京都港区東新橋1-8-1、電通本社ビル内)
参加人数 300名(参加無料)

プログラム内容

◆東北の現状と取り組みのご紹介
NPO法人ETIC.
◆地方創生からみた東北復興
内閣府副大臣 平 将明 氏
(地方創生、国家戦略特区、クールジャパン戦略などを担当)     
※登壇者の都合によっては変更の可能性がございます。
◆東北で生まれている新しい価値とは
・生産者と消費者の関係性を変えた時に生まれる新しい価値とは
  (株)ファミリア 代表取締役社長 島田 昌幸 氏

・官民連携による"対話型"のまちづくりとは
 NPO法人 アスヘノキボウ 代表理事 小松 洋介 氏

・少子高齢化社会において多様な方が暮らしやすい社会を創るためには
(一社) りぷらす 代表理事  橋本 大吾 氏

・地域の次の担い手をどう育てるか
(一社)福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 代表理事 半谷 栄寿 氏
◆パネルディスカッション 新しい価値を企業、行政がどう支えるか
・ (株)ファミリア 代表取締役社長  島田 昌幸 氏
・ NPO法人 アスヘノキボウ 代表理事  小松 洋介 氏
・ 内閣府官房まち・ひと・しごと創生本部 地方創生総括官 山崎 史郎 氏
・ モデレーター NPO法人ETIC.  宮城 治男 氏

基調講演

taira

平 将明 氏

生年月日 1967(昭和42)年2月21日生
出身地 東京都

学歴
1989(平成元年)年3月 早稲田大学法学部 卒業

主な経歴
1991(平成3)年11月  サラリーマン生活を経て、家業である大田青果市場の仲卸『山邦』に入社
1996(平成8)年11月  3代目として後を継ぎ、社長就任
2003(平成15)年1月  公益社団法人 東京青年会議所 理事長
2005(平成17)年9月  第44回衆議院選挙において東京都第4選挙区にて初当選
2009(平成21)年8月  第45回衆議院選挙において小選挙区では僅差で敗れるも、
                東京比例区第2位で当選
                自民党経済産業部会長、衆議院経済産業委員会 理事
2012(平成24)年12月 第46回衆議院選挙において東京都第4選挙区にて3期目当選
経済産業大臣政務官
2014(平成26)年9月  内閣府副大臣

登壇者

komatsu

NPO法人 アスヘノキボウ 代表理事
小松 洋介 氏

宮城県 仙台市出身。2005年4月に新卒でリクルートに入社。震災を機にボランティアに関わり、地元宮城に戻ることを決意。2011年9月にリクルートを退職後、被災地の自治体、商工会、商工会議所、観光協会などをヒアリングを続け、東北に必要な長期的な支援は「産業の復興」と導きだし、その進捗に奮闘している女川町と出会い女川町復興連絡協議会戦略室へ入室。2013年4月、女川を中心にまちづくり、産業活性に取り組むNPO法人アスヘノキボウを立ち上げた。

 

shimada

株式会社 ファミリア代表取締役社島田 昌幸 氏

北海道岩見沢市出身。大学卒業後からさまざまなビジネスの立ち上げを経験し、09年より仙台市にて仙台放送、地元農家と連携したマルシェジャポン仙台の運営に関わる。震災発生2日目からマルシェジャポンの仲間たちと共に、炊き出しプロジェクトを展開。物資の行き届かない避難所を中心に、これまでに2万食以上の炊き出しを提供してきた。復興にむけて新たな雇用と東北の再生モデルの創出を目指した、農林漁業6次産業化モデルファーム「ATALATA」を展開している。

 

hangai

一般社団法人 福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 代表理事
半谷 栄寿 氏

2010年まで東京電力の役員であり、原子力災害について心から申し訳なく思っています。
一方、福島県南相馬市の出身であり、大震災直後から2トントラックを自ら運転し、風評被害によって物流の滞った南相馬へ支援物資を届けました。物資支援を繰返す中で、地元の知人から「子どもたちを支援する継続的な仕組みを創ってほしい」と託されたことを契機に、太陽光発電所と植物工場を舞台とした体験学習を通して地元の子どもたちの成長を支援する「南相馬ソーラー・アグリパーク」の実現に至りました(2013年3月)。現在は、福島県内の高校生を対象として社会起業家を育成することにも力を入れています。

hashimoto

一般社団法人 りぷらす 代表理事
橋本 大吾 氏

理学療法士。茨城県鹿嶋市出身。東日本大震災後、リハビリ専門職の支援団体を設立し、石巻市の支援活動開始。2011年石巻市へ移住。2013年1月「一般社団法人りぷらす」設立。「子供から高齢者まで病気や障がいの有無にかかわらず地域で健康的に生活し続ける事が出来る社会を創造する」を理念に活動。2014年1月リバイブジャパンカップ復興ビジネスベンチャー部門審査員応援賞受賞。世代を問わず年間約3,500名と交流。

 

yamazaki

内閣官房まち・ひと・しごと創生本部 地方創生総括官 山崎 史郎 氏

1954 年生まれ。1978 年 厚生省入省、大臣官房政策課調査室長、大臣官房総務課広報室長、老人保健福祉局老人福祉計画課長、老人保健福祉局計画課長、厚生労働省年金局企業年金国民年金基金課長、大臣官房参事官、老健局総務課長を歴任。2006 年内閣府大臣官房審議官。政策統括官、内閣総理大臣秘書官、厚生労働省社会・援護局長、内閣府政策統括官、消費者庁次長を経て、2014 年、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局長代理。2015年から現職。

 

 

 

モデレーター

miyagi

NPO法人 ETIC. 
代表理事
宮城 治男 氏

1993年より若い世代が自ら社会に働きかけ、仕事を生み出していく起業家型リーダーの育成に取り組み、400名以上の起業家を支援。96年より長期実践型インターンシッププログラムを事業化。2001年にはETIC .ソーシャルベンチャーセンターを設立、社会起業家育成のための支援開始し、社会起業塾イニシアティブ等を手がける。04年からは地域における人材育成支援のチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトを開始。11年から震災復興支援にも注力。

yamauchi

NPO法人 ETIC. 
理事・事業統括ディレクター
山内 幸治 氏

1976年神奈川県生まれ。早稲田大学在学中にETIC.の事業化に参画。1997年に起業家型人材の育成とベンチャー企業支援を目的とした日本初の長期実践型インターンシップ「アントレプレナー・インターンシップ・プログラム」を開始。2000年ETIC.のNPO法人化に伴い、事業統括ディレクターに就任。その後、若手社会起業家のスタートアップ支援や、若者のチャレンジと地域変革に取り組むチャレンジ・プロデューサーの輩出と支援を通じて、全国各地のコミュニティ・ビジネスを支援している。2011年には「震災復興リーダー支援プロジェクト」を開始。東北への右腕派遣事業などを推進する。