みちのく復興事業パートナーズ

次世代のリーダーたち

復興に取り組む次世代リーダーたち

菊池 広人

大船渡仮設住宅支援員配置支援プロジェクト / 岩手県大船渡
菊池 広人

[事業概要]

本プロジェクトは、仮設住宅それぞれに支援員を配置し、相談受付、窓口対応、広報対応、コミュニティ支援等を行うことで、仮設住宅団地に住んでいる方が健康で前向きな生活を実現するための生活環境を構築することを目的としています。 大船渡市のような被災地域の自治体では、事務量等の問題もあり、緊急雇用対策基金の有効活用ができる状況ではありませんでした。この状況を打開すべく、大船渡市と北上市のマッチングを行い、北上市が実施主体となり、その運営をジャパンクリエイトに委託するかたちで、81名の現地新規採用を行い、事業を実施しています。北上市、大船渡市ときたかみ復興支援協働体がチームを組んで、コミュニティ支援などのノウハウをどう担保するかの仕組みを作り、運営サポートを行います。 また、大船渡市でのモデルを踏襲しながら、大槌町に合う仕組みを再構築し、現在2地域で実施しています。


みちのく仕事 (http://michinokushigoto.jp/archives/1613
みちのく仕事インタビュー記事:

[ニーズ]

仮設で暮らす被災者の生活再建を妨げる要因の1つに二重ローンの問題がある。対策として、被災ローン減免制度が用意され、ローン返済を減免し義援金などを取り崩さずに手元に残すことが可能だが、住民への周知が足りないこと、また制度が分かりづらいことから申請件数が伸びていない。開始当初は1万件を見込んでいた利用者数は、126件との状況。(2012年11月時点)